アートめぐり 模様の向こうにあるもの|マリメッコ展 京都文化博物館
アートめぐり 模様の向こうにあるもの|マリメッコ展 京都文化博物館
赤煉瓦の京都文化博物館へ。今日はここから、模様をめぐる旅が始まる。
色と形が軽やかに響き合う。扉の先には、自由な模様の世界が待っていた。
花も色も形も自由。並べることで、ひとつの風景が生まれていく。
植物を見つめ、描き、形を探す。模様になる前の静かな思考の時間。
一本の線を重ね、植物が模様へ。デザインの始まりにある、手仕事の時間。
一枚の資料から伝わる、ウニッコ。時を越えて愛される模様の原点。
花と都市、色と線。ひとつの模様から、想像の世界が広がっていく。※会場内で上映されていたスライド映像を撮影したものです。
描かれた模様が布へと移され、暮らしの中へ送り出されていく。※会場内で上映されていたスライド映像を撮影したものです。
建築、風景、植物、花柄。分類すると、その発想の広さが見えてくる。
布から服へ。大胆な色と模様が、人の動きとともに表情を変えていく。
街を歩く人の手にもマリメッコ。模様はいつしか、日常の風景になっていく。※会場内で上映されていたスライド映像を撮影したものです。
展覧会を離れれば、模様は街へ。デザインが暮らしの風景に変わる。※会場内で上映されていたスライド映像を撮影したものです。
布が空間を舞い、模様が立体になる。見ることから、感じることへ。
デザインを布へ、そして暮らしへ。映像からプリントの現場をたどる。
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模様の向こうにあるもの
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京都文化博物館で開催されている「マリメッコ展」へ。
マリメッコは、1951年にフィンランドで誕生したデザインハウス。
大胆な色彩と、花や植物、自然、都市などから着想を得た個性的なプリントで知られています。
大きな花を描いた「ウニッコ」は、
ブランドを知らなくても一度は目にしたことがあるほど象徴的なデザインです。
今回の展覧会で印象に残ったのは、そうした華やかな模様そのものだけではなく、
ひとつのデザインが生まれ、製品となって私たちの暮らしへ届くまでの過程でした。
植物を観察し、スケッチを重ね、自由な発想から形や色を探していく。
そこから生まれた模様は、プリントという技術によって布へと移され、
さらに工業化されることで、服やバッグ、インテリアなど多くの人の日常へと広がっていきます。
装飾として表面を彩るだけではない。
自然や街、記憶や物語から生まれたイメージを、暮らしの中で使えるものへと変えていく。
その一連の流れに、マリメッコのデザインの強さを感じました。
会場では「建築」「風景」「植物」「花柄」「ストーリーテリング」「装飾」という
6つのカテゴリーからプリントを読み解く展示もあり、
普段何気なく見ていた模様の奥に、
それぞれ異なる発想や物語が存在していることにも気づかされます。
そして、会場のインタビュー映像の中で語られていた
「サステナブル」という言葉も印象に残りました。
新しいものを次々と生み出すだけではなく、ひとつのデザインが時代を越えて愛され、
長く使われていくこと。素材や生産のあり方を考えながら、
これからの暮らしへデザインをつないでいくこと。
1950年代に生まれた模様が、今も新鮮さを失わず私たちの日常に存在していること自体、
マリメッコが積み重ねてきた時間を物語っているようにも感じます。
さらに会場には、ミナ ペルホネンの皆川明さんによるインスタレーションも。
平面だった布が大きく曲がりながら空間へ飛び出し、
模様そのものがひとつの風景へと変わっていきます。
京都から巡回が始まった今回の展覧会。
自由な発想から模様が生まれ、プリントされ、工業製品となって暮らしへ届く。
そして、長く使い続けることのできるデザインへ。
「かわいい」「鮮やか」だけではないマリメッコのものづくりと、
その先にあるサステナブルな未来まで感じることのできた、充実した展覧会でした。
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KYOTO
京都文化博物館 2026年7月4日(土)~9月6日(日)
TOKYO
東京都庭園美術館2026年10月3日(土)~12月20日(日)
HIROSHIMA
ひろしま美術館2027年1月30日(土)~3月28日(日)
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ホームページ
https://marimekko-ex2026-2028.jp/
https://x.com/marimekko_2026
https://www.instagram.com/marimekko_ex2026_2028/
📍京都文化博物館
📷 FUJIFILM X-E5 & iphone17pro
🐈2026/08/15
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