京都国立博物館 平成知新館 再訪
谷口吉生の建築を読み解く
京都国立博物館 平成知新館 再訪
京都国立博物館 平成知新館を再び訪れました。
前回は展示と空間全体の雰囲気を楽しむためでしたが、今回は少し目的が違います。
谷口吉生がどのように空間をつくり、どのようにディテールを納めているのか。
建築を「見る」のではなく、「読む」ための訪問です。
実際に歩いてみると、この建築は派手な意匠で魅せるのではなく、細部の積み重ねで成立していることがよく分かります。
天井と壁の取り合い、石と金属パネルの納まり、ガラス手摺の見せ方。
どこを見ても余計な線がなく、視線を邪魔する要素が徹底して整理されています。
特に印象的だったのは吹抜け空間です。
トップライトから落ちる光によって壁面の存在感が変化し、時間とともに空間の表情が移ろいます。
建築そのものが主張するのではなく、光や人の動きを引き立てるための器として存在しているように感じました。
写真を撮りながら改めて思ったのは、谷口吉生の建築は図面だけでは理解できないということです。
今回の再訪は、そんな発見の連続でした。
「静かに見える建築ほど、実は多くの工夫が隠されている。」
実際に歩き、立ち止まり、見上げることで初めて分かることがある。
📍京都国立博物館 平成知新館
📱Natura Claasica fujifilm400
🐈 2026.06.14
| 固定リンク































































