« 2026年6月 | トップページ | 2026年8月 »

2026年7月

2026年7月31日 (金)

香川めぐり 父母ケ浜 夕暮れ

香川めぐり 父母ケ浜 夕暮れ

Dscf3746_20260812100801

夕暮れの水辺にひとり。静かな時間が、ゆっくりと流れていく。

Dscf3758

茜色に染まる海。水辺で遊ぶ人影も、夕景の一部に。

Dscf3768

日が沈むにつれて、砂浜にも少しずつ夜の気配が近づいてくる。

Dscf3697

傾いた陽が海を照らし、水面にまっすぐな光の道をつくる。

Dscf3701

夕日の前に浮かぶ人々のシルエット。それぞれの夏の時間。

Dscf3731

ピンクから青へ。日没後の父母ヶ浜に残された、最後の光。

・・・

豊島美術館を歩いた昼から、

父母ヶ浜で迎えた夕暮れへ。

同じ瀬戸内でも、

場所と時間が変わるだけで、

光の表情はまったく違って見えました。

黄金色だった海は、

やがてピンクに染まり、

最後には静かな青へ。

有名な水鏡を撮ることも楽しみでしたが、

振り返ってみると心に残っているのは、

そこで過ごしていた人たちの姿と、

少しずつ暮れていく海の色でした。

誰かが写真を撮り、

誰かが水辺を歩き、

誰かがただ海を眺めている。

そんな何気ない時間まで、

夕暮れの景色の一部になっていました。

一日の終わりを急がずに眺めること。

旅をしていると、

そんな時間の贅沢さを思い出します。

2026.7.25

父母ヶ浜|香川県三豊市

|

2026年7月30日 (木)

香川めぐり 瀬戸内の青を切り取る建築|東山魁夷せとうち美術館

香川めぐり 瀬戸内の青を切り取る建築|東山魁夷せとうち美術館

Dscf3980

緑の間をまっすぐ伸びる白い道。その先に静かに姿を見せる美術館。谷口吉生らしい、端正なアプローチから始まります。

Dscf3985

近づくにつれて見えてくる、コンクリートと石の端正な構成。装飾を抑えた外観が、周囲の緑と青空をいっそう鮮やかに見せます。

Dscf3992

大きなガラスに映り込む木々。建物の内と外、その境界が少しずつ曖昧になり、緑の中へ建築が静かに溶け込んでいきます。

Dscf4011

建物を離れて海辺へ。穏やかな瀬戸内の水面と、小さな船揚げ場。美術館を包む土地の時間まで、ゆっくり流れているようでした。

Dscf4027

空いっぱいに広がる夏の雲。その下を水平に伸びていく瀬戸大橋。美術館だけでなく、この雄大な風景そのものが一枚の作品のようです。

Dscf4056

ガラスを境に、明るい外部と静かな内部が重なります。光、影、反射。そのすべてを建築の一部として見せる谷口吉生の美しさ。

Dscf4062

深い軒とガラスの向こうに現れる瀬戸内海。建築が主張するのではなく、風景を切り取るための静かな額縁になっていました。

Dscf4068_20260809001701

木陰から振り返ると、水平に伸びる薄い屋根と透明なガラス。豊かな緑の中に、驚くほど軽やかな建築が浮かんでいます。

Dscf4071_20260809001801

正面の端正な表情とは対照的に、海側は大きく開かれています。小さな美術館だからこそ感じられる、風景との近さが印象的でした。

Dscf4109

ラウンジの大きな窓いっぱいに広がる瀬戸内海と瀬戸大橋。作品を見終えたあとにも、もう一枚の「風景画」が待っていました。

・・・

瀬戸内の青を切り取る建築

丸亀のMIMOCAに続いて訪れた、香川県立東山魁夷せとうち美術館。

同じ谷口吉生さんの設計ですが、街の中に建つMIMOCAとはまったく違う印象を受けました。

緑の間をまっすぐ進むアプローチ。

抑えられた色彩の壁。

薄く水平に伸びる屋根と、大きなガラス。

建築そのものはとても静かです。

けれど、その静かな建築の向こうには、
瀬戸内海の青と瀬戸大橋が大きく広がっていました。

谷口吉生さんの美術館を訪れるたびに感じるのは、
建物だけを美しく見せようとしていないこと。

光や緑、水、そしてその土地にある風景を丁寧に拾い上げ、
建築の中へそっと取り込んでいるように思います。

とりわけ印象に残ったのが、海に向かって開かれたラウンジ。

暗さを残した室内から窓の向こうを見ると、
瀬戸内の穏やかな海と瀬戸大橋が、一枚の絵のように浮かび上がります。

東山魁夷が描き続けた自然の風景と、それを受け止める谷口吉生の建築。

作品を見るために訪れたはずなのに、
最後に心に残ったのは、建築によって切り取られた瀬戸内の青でした。

美術館を出たあとも、
その静かな風景がしばらく目の奥に残っていました。

📍香川県丸亀市・東山魁夷せとうち美術館
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/26

|

2026年7月29日 (水)

香川めぐり 静かな建築をたどる旅|谷口吉生のMIMOCAへ

香川めぐり 静かな建築をたどる旅|谷口吉生のMIMOCAへ

Dscf3791

建物の足元から見上げると、直線的な壁と柔らかな円筒が空を切り取ります。
谷口吉生らしい、静かで端正な構成に最初から惹かれました。

Dscf3799

二本の円筒が空へ伸び、その向こうには夏らしい雲。
建築そのものは静かなのに、空が加わることで景色が生き生きと動き始めます。

Dscf3821

抑えられた色彩の建築の中で、鮮やかな黄色が目を引きます。
猪熊弦一郎の自由な線と色が、端正な空間に楽しさを添えていました。

Dscf3855

大きな黒い壁の角に、控えめに掲げられたMIMOCAの文字。
余計なものを加えず、輪郭と陰影だけで建築を印象づける美しさがあります。

Dscf3859

少し離れて眺めると、美術館全体の構成が見えてきます。
大きな箱のような正面と、その奥に連なるヴォリューム。街との距離感も興味深いところです。

Dscf3864

正面から見ると、巨大なフレームの中に猪熊弦一郎の壁画や作品が収められています。
建築そのものが、一枚の大きな額縁のようにも見えました。

Dscf3912

何気ない外部階段も、谷口建築の中では直線と影が重なる美しい構図に。
機能のためのものが、建築を形づくる一部として静かに存在しています。

Dscf3917

壁いっぱいに描かれた軽やかな線と、中央に置かれた力強い黒のオブジェ。
谷口吉生の静かな建築と猪熊弦一郎の世界が重なります。

Dscf3922

馬や動物、人のような姿が、白い壁の上を自由に歩いているようです。
端正な建築の中に、どこかユーモラスで温かな時間が流れていました。

Dscf3932

円筒、壁、渡り廊下、そしてその奥へ続く階段。
今回はここから先へ進めませんでした。改修を終えた頃、今度はこの建築の内部をゆっくり歩いてみたいと思います。

・・・

MIMOCAをあとにして

今回訪れた丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、MIMOCA。
残念ながら改修工事のため休館中で、館内に入ることはできませんでした。

それでも建物のまわりを歩きながらカメラを向けていると、
谷口吉生さんの建築らしさを随所に感じることができました。

大きく切り取られた四角いフレーム、空へ伸びる円筒、まっすぐに引かれた線。
そして、その静かな建築の中に置かれた猪熊弦一郎の自由な線と鮮やかな色。
端正な建築と伸びやかなアートが、不思議なほど自然に同じ風景の中に収まっていました。

最近訪れた豊田市美術館、京都国立博物館 平成知新館、鈴木大拙館。
振り返れば、谷口吉生さんの建築を続けて見ています。

どの建物にも感じるのは、建築そのものを強く主張するのではなく、
光や水、空、庭、そしてそこに置かれる作品を美しく見せるための静かな佇まいです。

一見するとシンプルなのに、歩く場所や見る角度によって、風景が少しずつ変わっていく。
その余白のつくり方に、いつも惹かれます。

今回は、その空間の入口まで。

改修を終えたMIMOCAを再び訪れるときには、
この階段の先へ進み、外から眺めていた建築を今度は内側から感じてみたいと思います。

見られなかった景色を残しておくのも、旅の楽しみのひとつ。
また丸亀を訪れる理由が、ひとつ増えました。

今回の休館は、2026年6月29日から2027年3月31日までの予定。

📍香川県・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 MIMOCA
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/26

|

2026年7月28日 (火)

香川めぐり 豊島美術館へ ― 風景に寄り添う建築

豊島美術館へ ― 風景に寄り添う建築

Dscf3585

港に着くと、瀬戸内の時間がゆっくり流れ始めました。
ここから向かうのは、一度は訪れたかった豊島美術館です。

Dscf3596

海へ向かって真っすぐ伸びる坂道。
期待が少しずつ大きくなっていく、この道も旅の一部でした。

Dscf3607

木々の間から、静かに姿を現した白いドーム。
建築というより、大地が少しだけ膨らんだようにも見えました。

Dscf3626_20260805234301

瀬戸内海と棚田が一枚の風景になる場所。
建物は、この景色の中に溶け込むように存在しています。

Dscf3629

離れて眺めるほど、その存在は控えめ。
自己主張するのではなく、風景の一部としてそこにありました。

Dscf3640

近づくと、大きなコンクリートの塊ではなく、
やわらかな一滴の水のような形に見えてきます。

Dscf3645

柱も梁も感じさせない、なめらかな曲面。
シンプルなのに、ずっと眺めていたくなる造形でした。

Dscf3646

横から見ると、建物というより丘のよう。
人工物なのに、時間とともに自然へ還っていくような印象を受けました。

Dscf3649

森の小径を歩きながら、豊島で過ごした静かな時間を思い返しました。
この一日は、瀬戸内の風景とともに、心にそっと残っていきます。

・・・

豊島美術館は、「建築を見る場所」ではありませんでした。

建築家・西沢立衛さんとアーティスト・内藤礼さんが生み出したこの場所は、

風や光、水、鳥の声までも作品の一部として受け入れています。

柱のない薄いコンクリートシェルには二つの大きな開口があり、

空や風景とゆるやかにつながる空間が広がっています。

外から眺めれば、建物は大地にそっと置かれた一滴の水のようです。

近づいても威圧感はなく、むしろ風景の中へ静かに溶け込んでいます。

写真では内部をお伝えできませんが、だからこそ外観や周囲の風景を丁寧に切り取りました。

建築そのものだけではなく、港から続く道や瀬戸内海の眺めも、

この美術館を形づくる大切な要素だと感じたからです。

瀬戸内を巡る旅の中で、最も静かで、最も豊かな時間でした。

建築は人を驚かせるためだけではなく、自然と向き合うきっかけにもなる。

そのことを改めて教えてくれた場所です。

📍香川県・豊島美術館
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/25

|

2026年7月27日 (月)

香川めぐり 夕景に溶ける建築  あなぶきアリーナ香川(後半)

香川巡り 夕景に溶ける建築  あなぶきアリーナ香川

Dscf3417

細い柱が支える大屋根の下。夕暮れの光がガラスに映り込み、建築全体が穏やかな表情へと変わっていきます。

Dscf3424

ガラス越しに見えるメインアリーナ。内部構造を隠さず見せることで、建築そのものが展示物のように感じられました。

Dscf3429

大きく弧を描く屋根と夏の雲。見上げる視点だからこそ、屋根の軽やかな造形美が際立っていました。

Dscf3448

屋根とガラスがゆるやかにつながるファサード。巨大な建築でありながら、どこか親しみを感じるデザインです。

Dscf3504

繊細なラインを描く屋根と、夕焼けに染まる入道雲。シンプルな造形だからこそ、空の表情が引き立ちます。

Dscf3499

西日が床とガラスを優しく染め、無機質な空間が時間とともに温かみを帯びていく瞬間に出会えました。

Dscf3468

少し距離を置いて眺めると、大屋根の美しい曲線が街並みに溶け込み、ランドマークとしての存在感が際立ちます。

Dscf3512

ガラス越しに眺める瀬戸内の夕日。建築は風景を切り取る額縁となり、新しい景色を見せてくれました。

Dscf3518

建築を歩いた一日の締めくくりは、瀬戸内海へ沈む夕日。静かな余韻とともに、この場所を後にしました。

・・・

SANAAが設計した穴吹アリーナ香川は、巨大なスポーツ施設でありながら、
その存在を必要以上に主張することはありませんでした。

細い柱、大きく弧を描く屋根、透明なガラス、そして外へと連続するピロティ。
建物の中を歩いているはずなのに、常に街や瀬戸内海の気配を感じられる。
その曖昧な境界こそ、この建築の魅力なのだと思います。

夕暮れが近づくにつれ、ガラスには空や海が映り込み、
昼間とはまったく異なる表情を見せてくれました。

建築は完成した瞬間ではなく、
光や時間、人の営みとともに変化し続ける存在なのだと改めて感じます。

最後は瀬戸内に沈む夕日を眺めながら、この場所を後にしました。
また季節や時間を変えて訪れれば、きっと新しい景色に出会える。

そんな期待を抱かせてくれる、印象深い建築でした。

📍香川県高松市
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/24-25

|

2026年7月26日 (日)

香川めぐり 光と構造を歩く あなぶきアリーナ香川(前半)

香川めぐり 光と構造を歩く あなぶきアリーナ香川

1_img_7039

大きく弧を描く屋根が印象的な穴吹アリーナ。シンプルなフォルムの中に、SANAAらしい軽やかさを感じます。

4_dscf3414

ガラス越しに見える開放的なエントランス。街へ自然と開かれた、親しみやすい建築でした。

2_dscf3403

ゆるやかにカーブを描くスロープ。建物へ導かれる動線そのものが、建築のデザインになっています。

3_dscf3437

柱を細く抑えた大屋根の下は、内と外が曖昧につながる心地よいパブリックスペースでした。

5_1_dscf3446

円形の天井が連続する地下フロア。シンプルな造形の中に、空間へリズムが生まれていました。

7_img_7013

駐車場という機能空間にも美しさを感じる設計。細部までデザインが行き届いている印象です。

6_img_7020

曲線を描く車路が空間に動きを与えます。何気ない場所にも建築的な美しさがありました。

8_dscf3399

ガラス越しに見えるメインアリーナ。大空間を支える構造体が、そのまま建築の魅力になっています。

9_dscf3389

大屋根の下に立つと、高松港へ視線がゆるやかに抜けていきます。建築と風景が心地よくつながる瞬間です。

10_dscf3400

透明感のあるガラスファサードが外の景色を映し込み、建築の境界をやさしく曖昧にしていました。

2025年に誕生したあなぶきアリーナ香川。

SANAAが設計したこの建築は、巨大なスケールを持ちながらも、驚くほど軽やかで、

人と街をやさしくつなぐ空間でした。建物を一周しながら、その魅力を写真で記録します。

📍香川県高松市
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/24-25

 

|

2026年7月25日 (土)

香川めぐり 香川県庁舎を訪ねて 学生時代の記憶と、建築の原点をたどる旅

香川県庁舎を訪ねて 学生時代の記憶と、建築の原点をたどる旅

Dscf3354

深い庇と水平ラインが美しいファサード。
初めて実物を前にした瞬間、丹下健三建築の力強さを肌で感じました。

Img_6971

巨大な柱がつくる静かな空間。
光と影が、コンクリートの表情をより印象的に見せてくれます。

Dscf3360

この庁舎を象徴する階段。
構造そのものがデザインになり、どこを切り取っても絵になります。

Img_6981

階段裏や梁の納まりまで美しい。
建築を学んだ人なら、思わず見上げてしまう場所です。

Img_6940

館内で見つけた「南庭の設計」の展示。
そこに、学生時代の恩師・神谷宏治先生の名前がありました。

Img_6935

神谷先生のゼミでは、コンペ前になると徹夜で模型や図面づくりを手伝っていました。
展示を見ながら、あの頃の研究室を思い出しました。

Img_6962_20260729200501

大きなガラス越しに見える南庭。
建築と庭園が一体となった、美しい眺めです。

Img_6964

石と水、芝の築山が織りなす静かな庭。
建物の力強さとは対照的な、穏やかな時間が流れていました。

Img_6993

今回の訪問は、名建築を巡る旅であると同時に、自分の原点を振り返る時間でもありました。
学生時代に神谷先生のもとで過ごした日々が、何十年ぶりにこの場所で一つにつながった気がします。

Img_6950

「建築は、人との出会いも残してくれる」 

最後に展示されていた模型を眺めながら、学生時代のことを思い出しました。

私は大学時代、神谷宏治先生のゼミに所属していました。コンペが近づくと研究室には夜遅くまで灯りがつき、
模型づくりや図面の作業をみんなで手伝いました。徹夜になることも珍しくありませんでしたが、
不思議と苦ではありませんでした。

当時は、この香川県庁舎の南庭を実際に歩く日が来るとは想像もしていませんでした。
何十年もの時を経て、自分も建築に携わる仕事を続け、先生が設計に関わった庭を歩き、
その空間を自分のカメラで記録している。

建築は完成した建物だけではなく、その場所に関わった人との記憶まで残してくれるものなのだと、
今回の訪問であらためて感じました。

これからも、そんな建築との出会いを、一枚一枚写真に残していきたいと思います。

📍香川県高松市
📷 FUJIFILM X-T5 & iphone17pro
🐈2026/07/24

|

2026年7月24日 (金)

香川めぐり 丹下健三が遺した“船の体育館”を訪ねて ― 解体が始まった香川県立体育館

Chatgpt-image-2026727-22_47_23

静かに街を見守り続けた、船の体育館の最後の姿

Dscf3299

広い空地の先に、今も変わらぬ力強いシルエットが残る

Dscf3308

工事が進む現場で、時代を超えた造形はなお存在感を放つ

Img_6903

荒々しいコンクリートが、半世紀の時間を静かに物語っていた

Dscf3341

大胆な張り出しと陰影が、丹下建築らしい迫力を生み出す

Dscf3314

日常の風景に溶け込みながら、街の象徴として佇み続けてきた

Img_6927

未来へ受け継ぐ価値を問いかける、一枚のメッセージ

1964年に誕生した丹下健三設計の香川県立体育館。

解体が進む今、その姿を目に焼き付けながら、この建築が未来へ受け継ぐべき価値とは何かを、

あらためて考えさせられました。

📍香川県高松市
📷 FUJIFILM X-T5
🐈2026/07/24

 

 

|

2026年7月 5日 (日)

法金剛院 ─ 夏の朝、蓮の咲く庭を歩く。2026

法金剛院 ─ 夏の朝、蓮の咲く庭を歩く。2026

Dscf2604

境内へ足を踏み入れると、まず迎えてくれたのは、静かに咲く蓮たち。夏の朝が、ゆっくりと始まります。

Dscf2610

石畳の先へ続く小さな道。蓮に誘われながら、ゆっくりと庭を歩いてみました。

Dscf2654

やわらかな光を受けて、一輪の蓮が静かに花びらを広げます。雨上がりの空気まで写し込みたくなる朝でした。

Dscf2681

咲く前の美しさも、蓮ならではの魅力。小さな雫が、朝をそっと映していました。

Dscf2684

今日いちばん輝いていた花。鮮やかな桃色と、黄金色の花托に思わず足を止めました

Dscf2692

蓮の季節へと移りながらも、紫陽花はまだ静かに咲いていました。季節が少しだけ重なる庭です。

Dscf2710

足元へ目を向けると、小さな森の住人。苔庭には、こんな小さな景色も隠れていました。

Dscf2716

池のほとりは、水音も風もやさしい場所。時間までゆっくり流れているようでした。

Dscf2548

花には小さな訪問者。夏の庭は、花だけでなく、小さな命でも賑わっています。

Dscf2576_20260711232101

咲いた花の隣には、次に開く蕾。またこの場所へ帰ってきたくなる、そんな朝でした。

法金剛院では、蓮だけでなく苔や紫陽花、小さな命との出会いも楽しめました。

また季節を変えて、ゆっくり歩いてみたいと思います。

📍京都・法金剛院
📷 FUJIFILM X-T5
🐈2026/07/05

|

« 2026年6月 | トップページ | 2026年8月 »